2014年7月5日土曜日

貸切バス140台で通勤



 ブラジルでの勤務先は、新興工業団地の中にあり、まわりに住宅街はない。

 私が住んでいるレシフェから勤務先までは、片道46キロほど。東京駅を起点に考えると、それぞれ大船や八王子、鴻巣、取手、蘇我などに行くのと同じぐらいの距離感だ。

 他の社員(全部で5~6千人ほど)も、ほとんどみんな、レシフェから通っている。

 朝・夕の通勤のために、会社ではバスを140台借り切って対応しているのである。通勤にかかる時間は渋滞状況によって1時間から1時間半ほど。


 バスにはすべて番号が振られていて、自分が乗るバスは決められている。だから往復ともに、全社員が必ず座って通勤できるのである。

 写真は、そろそろ終業時間を迎えるころ(夕方)の会社の駐車場の様子。


 となり合った2か所の大きな駐車場には、2つのバス会社の貸切バスがずらりと並んで待っている。これだけの台数のバスが、午後6時前に一斉に出発する様子は壮観である。

0 件のコメント:

コメントを投稿