2014年8月29日金曜日

手羽先とファロッファ


 会社がお休みの今日は「ガレート・ペキン」で、昼間に飲む冷たいビールが大きな楽しみ。

 このお店、昼間だけ(09:00~16:00)しか営業していないので、昼間に飲むしかないんですねえ。

 でも、いつも店は大人気で、お客がいっぱい。さらにお持ち帰りのお客も多いので、ガレート(鶏の炭火焼き)の焼き手は、休む間もなく焼き続けています。

 カウンター席で飲んでるお客に人気があるのが手羽先(アサ)で、1個が1R$(45円)。

 これをお皿にたっぷりと注文して、1個、また1個と、手づかみで食べながらビールを飲むんでるんですね。

 私も今日は、はじめてその手羽先を試してみることにしました。

「手羽先を4つください(クアトロ・アサーズ・ポルファボール)」

 まずは4個を注文。

 お通し(サービス)のポテトフライ(バタタフリッタ)を食べながら、ビールを1杯ほど飲んだところで、手羽先4個が出てきました。

 ど~れどれ。うん。これはいける、いける。さすが人気の品だなあ。4個なんてあっという間です。

 もうあと4個ぐらいはいけそうだけど、目先を変えて、次はリングイッサ(1本4R$、180円)をもらいます。チキン(フランゴ)とポーク(ポルコ)が選べるところを、今日はチキンで。

 リングイッサが届いたところで、ビール(大瓶7R$、315円)も、もう1本おかわりです。

 リングイッサや、ガレートを注文すると、一緒に出てくるのがファロッファ(キャッサバ芋の粉)とヴィナグレッチ(トマト、タマネギなどを刻んで酢、油で和えたもの)の2品。

 ブラジルには、肉料理が出るときは、この2品も一緒に出てくることが多いのです。(ファロッファは、肉料理に限らず、いつでも出てくるように感じてます。)

 さて、食べ方。

 本当のブラジル人の食べ方はまだ研究中ですが、今のところわかった範囲内で…。

まず、リングイッサや肉料理の横に、ファロッファをたっぷりと盛ります。

 ブラジルでよく食べられている芋のひとつに、マカセイラとも呼ばれている、キャッサバ芋があります。

 「タピオカの原料となる芋」と言ったほうが日本ではわかりやすいでしょうか。

 このキャッサバ芋の粉末を、バターでじっくりと炒めて、塩で味つけしたのがファロッファです。

これを、ひと口大に切り分けたリングイッサや肉料理に、まぶすようにしていただくんですね。

 塩で味を付けているといっても、ファロッファにはほとんど味はない。

 一方で、リングイッサや、こちらの焼き肉などは、けっこう強烈に塩味が効いている。

 ファロッファをまぶすことで、この塩味がとってもマイルドになるんですね。

 肉料理を食べ終えたあと、残ったファロッファは、これまた残っているヴィナグレッチにまぶしていただきます。

 ファロッファのおもしろいところは、こうして汁っぽいものと混ぜ合わせてもシナシナになってしまわないこと。

 ファロッファならではのツブツブとした食感がいつまでも残っているのです。

 これがファロッファの大きな特徴で、この食感があるから、いろんな料理と合わせて食べられるんだろうな、と思っています。

 とはいうものの、まだまだファロッファは修行中の身。これが本当に好きになったら、本当のブラジレイロの仲間入りができるとも言われているほど、道のりは遠く、そして長いのでした。


朝食: パンにモルタデーラをはさんで、オレンジジュース。アパートで食べる朝食は超簡単だ。このあと、マテ茶をいただいた。

昼食: 「ガレート・ペキン」での昼食は、22R$、990円。大瓶ビール2本に、手羽4個にリングイッサ(生ソーセージ焼き)でセンベロとは! なんといっても、お通しのポテトフライや、ファロッファ、ヴィナグレッチがサービス(無料)だからなあ。これが効いてる。

夕食: 会社は休みだけど金曜日なので、夜は近くのポルキロレストランへ。ここは土曜日は昼だけの営業、日曜日は休業なのだ。いつものように水(2R$)も付けて、お勘定は8.06R$(363円)。食後にお酒売り場を見に行く。カシャーサの2大銘柄のひとつ「PITU(ピトゥ)」は965ml瓶が5.98R$(269円)、残るひとつ「51(シンクエンタ・イ・ウン)」は同じく965ml瓶が6.49R$(292円)と、どちらもびっくりするほど安いのです!

パンとジュースで簡単朝食
昼食は「ガレート・ペキン」
手羽先(1個45円)を4個
リングイッサ(1本180円)
ヴィナグレッチ
ポルキロレストランの夕食
PITU(965ml瓶が269円)
51(965ml瓶が292円)

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