2014年9月30日火曜日

豚のピッカーニャなんだけど

豚のピッカーニャ

 先日、初めて食べて、ものすごくおいしかった豚のピッカーニャ。

 今日もその豚のピッカーニャがあったのでもらってみると、火が通り過ぎていてパサパサ。残念だなあ。ジューシーさこそがピッカーニャの大きな特長なのになあ。

 今日は、会社の懇親会でシュハスカリア「ポンテイオ(Ponteio)」。

 ここは平日は39.90R$(1,800円)で、シュラスコが食べ放題。飲み代込みで、ひとり80R$(3,600円)程度で楽しめる人気店です。


朝食: ミックス煮込み、マカセイラ(キャッサバ芋)、モルタデーラ入りパン、カフェオレ。じっくりと選んだマカセイラ。今日のはとろりと美味しかった。

昼食: 魚フライ、フェイジョン(茶豆)、アホス(ごはん)、スパゲティ、サラダ、スイカ、ジュース。魚フライは、太刀魚(たちうお)のような味わいでうまし。こんな美味しい魚もあるんだね。

夕食: シュハスカリア「ポンテイオ(Ponteio)」で懇親会。会社から車で行って、車でアパートまで帰る。夜の街が危険だし、カラオケ・スナックもないので、二次会はしないのが普通なのだ。

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
夜は「ポンテイオ」で懇親会

2014年9月29日月曜日

いくら盛っても405円均一の大衆食堂で昼食

豚肉の詰め物

 会社が休みなんだけど、平日の日の昼食は、近くのスーパー「ボン・プレッソ」の筋向いにある大衆食堂街の1軒(レストラン「マドスカ(Madoska)」)に入ります。

 この食堂街は、平日(月~金)しか開店していないので、普段は営業している様子すら見ることができずにいたのでした。

 どの店も、昼食は8.99R$(405円)均一価格の様子。内容的には、社員食堂の昼食と同じような感じの品ぞろえです。

 ブッフェ・レーンに並ぶ副菜類をひととおり取って、主菜に牛煮込みを選ぶと、「主菜は2品選べる」という。同じものを2人前でもいい様子。でもせっかくなので、レーン上に並んでいる、とても怪しげな詰めものにしてみました。(冒頭の写真がそれです。)

 表面は明らかに豚の皮で、その中に、グニュグニュッとまだら模様になるような肉っぽい物体が詰まっている。これはぜひ試してみなければ。

 ペットボトルの水も付けてもらって、お勘定は11.00R$(495円)。

 件(くだん)の詰め物は、ちょっとソフトなリングイッサ(生腸詰)といった感じ。塩っけが強いものの、クセはない。

 店のおばさんのひとりが近くを通ったので、「これ、何ていう名前?」と聞いたところ、「ポーク(豚肉)よ」とひと言。

 いや、本当はもっとちゃんとした名前があるでしょう。でも、それ以上つっこんで聞くほどの語学力はないので、今後の課題とした。

(その後の顛末。会社の日系ブラジル人に、写真を見せて聞いてみたところ、やっぱりポーク(豚肉)だという。クリスマスのときなどに、この豚皮に包まれたハムのようなのを丸ごと買ってきて、七面鳥などと一緒に食べたりするんだそうな。)

 いくら盛っても8.99R$の均一価格とあって、ほとんどの人が、これ以上盛ったらこぼれ落ちるんじゃないかというほど盛り上げている。すごいなあ。

 夕食はアパートの部屋で、あるもので済ませて、三連休を終えた。

レストラン「マドスカ」
どれだけ盛っても8.99R$均一
夜は漬物とハムでビール&ワイン
みそ汁と納豆、目玉焼きでごはん

祝日の朝は屋台でスタート

コシーニャとカフェ・コン・レイチ(大)

 月曜日だけど、祝日で、会社はお休み。

 祝日といっても、ブラジル全体の祝日ではなくて、会社があるイポジュカ市だけの、ローカルな祝日です。

 だから、我われが住んでいるレシフェ市は祝日ではなくて、普通の月曜日なんです。

 ブラジルにはそんな祝日もあるんですね。

 さて、アパートの前の公園に、月~土に開店する朝食の屋台。レシフェは平日の今日もやっぱり出ているので、今日の朝食は屋台にしました。

 フランゴのコシーニャ(3.00R$、135円)に、カフェ・コン・レイチ(=カフェオレ)を、今日は大カップ(2.00R$、90円)でもらいます。

「グランジ(大カップ)ね!」

 と注文すると、オヤジさんが、

「普通のカップ(1.00R$、45円)いっぱいにカフェ・コン・レイチを注いでやろうか?」

 と気遣ってくれたのですが、それよりももっとたっぷりと飲みたいので、やっぱり大カップにしてもらいました。

 朝の甘~いカフェオレが好きなんだな。

 大カップで、ぜいたく感たっぷりなのですが、これで合計が5.00R$(225円)なんだから安いよね。

 1ショット分ぐらいの小カップ(たぶん0.50R$、23円)で、クイッとカフェ・コン・レイチだけを飲んで、それで朝ごはんを済ませてる人もいる。あれでお腹がすかないのかなあ。。。

2014年9月28日日曜日

日曜日の楽しみ、「ガレート・ペキン」

ガレート「ペキン」で昼酒

 日曜日の楽しみは、「ガレート・ペキン」での昼間酒。

「ゴルフもテニスもしないんじゃあ、休日は暇(ひま)で仕方ないだろう?」

 と心配されることが多いのですが、実は休日はけっこう忙しくて、あっという間に過ぎていってしまいます。

 忙しいといっても、こうしてブログなどの文章を書いたり、本を読んだり、先週のTV番組をYouTubeなどで見たり、その辺を散策したりしてるだけなんですが、それでも時間が足りません。

 昼間っから酒を飲まなければ、もっと時間が取れるんでしょうが、それじゃあ休日の意味がない。

 もともと、日本にいるときから、休日は昼から飲んで過ごすことが多かったですからねえ。ブラジルに来ても、けっきょく変わっていないということなんです。

 昼から飲めるのが休日のいいところ。これだけは絶対にやめられません。

 そうすると、ゴルフやテニスなんてやってる時間はまるでなくなっちゃうんですねえ。(ゴルフの人たちも、途中でビールは飲んだりしているようですけれど。)

 ほとんど真上から照りつける太陽の下、の~んびりと手羽先をほおばりながら、キンキンに冷えたビールをグイッと飲む。あぁ、幸せじゃのお。


朝食: 昨日の夜、夕食も食べずに爆睡してしまったので、昨日の夕食の予定だった品が、そのまま今日の朝食になった。春田さんからもらった大根とキュウリを漬物(塩漬け)にしたものを、チンゲン菜のみそ汁、納豆、目玉焼きとともにいただく。野菜がおいしいなあ。

昼食: 昼の混雑時間帯をはずして、午後2時前に「ガレート・ペキン」へ。手羽先(アサ、1R$、45円)を4本と、豚肉の腸詰(リングイッサ、4R$、180円)を1本注文しておいて、お通し(サービス)のポテトフライで、よく冷えたビール(SKOL600ml、7R$、315円)を飲み始める。最後にカシャーサ(PITU、1.50R$、68円)と、それに搾り入れるレモン(サービス)をもらって〆。これが、このところのパターンになっている。これで、お勘定は16.50R$(743円)なんだからありがたい。

夕食: そんなにお腹がすいていないので、夜は簡単にラーメンにする。ブラジルではインスタントラーメンのことを「Miojo(ミオジオー)」と呼ぶ。これは日本の明星から来ているんだそうな。今日のラーメンは日清のものなんだけど、袋には「NISSIN Miojo」と書かれている。チキン風味のラーメンに、チキン・ハムを入れて、仕上げに刻みネギ。ラーメン丼はないので、作った鍋のままいただく。こうやって鍋から直接食べていると、学生時代に戻ったような懐かしさを感じるなあ。

朝食。大根とキュウリの漬物で。
昼は「ガレート・ペキン」
手羽先4本と豚の腸詰1本
最後はカシャーサで〆る
左上にNISSIN Miojoの文字
作った鍋から直接いただく

2014年9月27日土曜日

巨大ガニ・レストランでひとり呑み

カスキーニョでビール

 毎週1回、社内でポルトガル語教室が開かれます。

 その教室の先生は、日系ブラジル人のマキ先生。レシフェ生まれ、レシフェ育ちのマキ先生は、かなりの食通のようで、レシフェ市内の安くておいしいレストランを、いろいろと紹介してくれるのです。

 そんなポルトガル語教室で、あるとき、「ポルトガル語で作文をしましょう。テーマは自由」という宿題が出ました。そこで、

「私は飲むのが好きなので、レストランだけじゃなくて、いい居酒屋も教えてください」

 といった内容の、まるで手紙のようなポルトガル語作文を提出したところ、その次の週に、ずらりと13件の「おすすめの酒場リスト」を作ってきてくれたのです。

 土曜日の今日は、マキ先生にいただいたリストの中から、アパートから一番近い「ガイアム・ジゲンチ・プライア(Guaiamum Gigante Praia)」に行ってみました。

 この店は、「ガイアム・ジゲンチ」チェーンの、ボア・ビアージェン海岸店。

 ガイアムはカニ、ジゲンチはジャイアント=巨大、つまり「巨大ガニ(Giant Craab)」ってことなんですね。

 お店は、昼前11:30から、深夜01:00まで、中休みなしの営業。

 初回だし、ひとりだし、ということで、店がもっとも空(す)いていそうな、午後3時ごろをねらって訪問したところ、予想どおり2~3割りの入りで空いている。

 まずはビール(Devassa600ml、8.90R$、約400円)をもらって、つまみにはカスキーニョ(カニほぐし、7.90R$、約360円)を注文すると、さすがにカニが売りの店らしく、カスキーニョも3種類のカニ(カランケージョ、アラツ、シリ)が選べるんだそうです。

 「う~ん。どれにしようかなあ」と迷っていたら、店のおにいさんが、にっこりと微笑みながら「カランケージョ?」と聞いてくれたので、それにした。きっとそれがおすすめなんだろうな、

 すぐに保冷ケース入りのビールが出てきて、追いかけるように、カニの甲羅からあふれ出すように盛りつけられたカスキーニョが出てきました。

 カスキーニョはこれまで、「ジロ・プライア」や「カマラダ・カマラオン」で食べてきたが、見た目のインパクトは、ここのが一番いいですね。

 最初に少しそのまま食べてみたけれど、添えられているレモンを搾りかけ、さらにはタバスコをちょっとふりかけて食べるのがおいしい。

 添えられているプラスチックの小さなスプーンで、身をちょいとすくって食べてはビールを飲む。身をちょいとすくって食べてはビールを飲む、と繰り返しているうちに、すぐにビール1本を飲み切ってしまいました。でも、カスキーニョはまだ半分ぐらい残ってます。

 ちなみに、あとでとなりのテーブルに入ってきたブラジル人男性ふたり連れも、ひとり1個ずつカスキーニョを注文したのですが、出てくるなりガッツガッツと、二口、三口で食べ切ってました。彼らにとっては、カスキーニョは、あくまでも前菜の1品なんですね。

 ビールに続いては、カニーニャ(7.00R$、約320円)をもらい、つまみもバカリャウ(干し塩ダラ)のパイ(9.50R$、約440円)を追加。

 カニーニャというのは、カシャーサの呼び名のひとつ。他にもピンガ、アグアルディエンテ・デ・カニャ、シュガー・ケーン・ブランデーなどとも呼んでいるようです。

 バカリャウは、パイにしても、コロッケにしても、いいつまみになる。タラの身にしみ込んでる塩っ気、そして干しダラのちょっと硬い身の食感がいいんでしょうね。

 このカニーニャで、残りのカスキーニョも、バカリャウのパイも食べ切って、メインディッシュはいただいていないものの、お腹もそこそこ満足です。

 そこで、店のおにいさんを呼んで、デザート代わりにカイピリーニャ(9.50R$、約440円)を注文。

 カイピリーニャは、カシャーサにライムジュースと砂糖を加えて作るカクテルで、お酒としては強いんだけど、味はとっても甘いのです。だからデザートとしてもぴったり。食事の最後によくいただいています。

 ゆっくりと2時間ほどくつろいで、お勘定は、注文したものが42.80R$(約1,970円)に、10%のサービス料がついて、合計47.08R$(約2,170円)でした。どうもごちそうさま。

 ふんわりと心地よく酔って、アパートに帰りついたら、午後5時過ぎ。

「遅めの夕食まで、ちょっと昼寝でもするか」

 ほろ酔い気分でベッドに転がったところ、目が覚めたのは翌朝でした。疲れてたのかなあ。。。


朝食: 春田さんからいただいたチンゲン菜で、みそ汁を作り、納豆、目玉焼きとともに朝ごはん。チンゲン菜もさることながら、一緒にいれた油揚げが、これまたうまいなあ。

昼食: 「ガイアム・ジゲンチ・プライア」で、ひとり呑み。

夕食: 昼食の最後にいただいたカイピリーニャが効いたのか、夕食も食べないままに、翌朝まで爆睡。久しぶりに、たっぷりと眠ったなあ。

チンゲン菜のみそ汁、納豆など
カランケージョのカスキーニョ
バカリャウのパイとカニーニャ
デザート代わりにカイピリーニャ

2014年9月26日金曜日

昼からシュハースコ @ サウエブラーザ

キジとイノシシ

 査証の書き換えのために、朝からレシフェ空港にやって来ました。

 今の査証は、ブラジルに3ヶ月間しか滞在できません。私がブラジルに入国したのは6月28日(土)のことなので、明日(9月27日)でちょうど3ヶ月。それ以上いると、不法滞在になってしまいます。

 しかしながら、「うちの会社でちゃんと働いてますよ」という会社の証明があれば、さらに3ヶ月、滞在期間を延長することができる。その手続きをしにやってきたんですね。

 手続きそのものは短いのですが、手続きする人が多くて、なかなか順番がきません。

 窓口に確認してくれた会社の担当者のUさんから、「午後になるみたいだから、食事に行きましょう」という声がかかり、みんな(4人)で、Uさんおすすめのシュハスカリア「サウエブラーザ(Sal e Brasa)」に向かいます。

 空港のすぐ近くにあるこの店は、ふだんは30R$(1,350円)でシュラスコが食べ放題で、とても人気があるんだそうです。今日は金曜日なので40R$(1,800円)です。

「ここは、キジとイノシシが美味しいんです」

 と言いながら、まっ先にそのキジとイノシシを注文してくれるUさん。日系ブラジル人であるUさんは、当然のことながらポルトガル語も普通に話すことができます。

 日本人だけでシュハスカリアに行くと、どんどん出てくる焼肉の中から、自分の好きなものを選ぶという、受け身的な楽しみ方になることが多いのですが、ちゃんとポルトガル語が話せると、積極的に自分の好きなものを注文することもできるんですね。

 続いては塩漬け牛肉。ブラジルでは、塩漬けの肉がよく食べられます。冷蔵庫が無い時代から、肉を長く保存するために、塩漬けの方法が発達してきたんですね。さらに、塩の熟成作用で、肉の旨みが引き出されるというメリットもあります。日本でも、アジの刺身もおいしいけれど、アジの干物もおいしいですよね。それと同じです。

 初めていただいた豚のピッカーニャ。もともと豚肉が大好きなので、とてもうれしい。

 そしてもちろん、普通の牛のピッカーニャもいただきます。

 最近は、サラダバーをあまり取らずに、肉に集中するようにしているのですが、それでもすぐに満腹になってしまうのが悔しい限り。

 しかも、昼(仕事時間中)なので、お酒が飲めないのも残念だなあ。

 ゆっくりと1時間半ほどのランチタイム。飲み物や、肉類以外の料理なども含んで、ひとり55R$(2,475円)ずつでした。ごちそうさま!


朝食: ゆっくりとおきた朝は、スープ代わりにフェイジョン(煮豆)風味のラーメンを作り、青汁サラダとパン。フェイジョン風味のラーメンは、3分間煮ている間は普通のラーメンなんだけど、粉末のスープの素を入れたとたんにフェイジョンの香りが広がる。これはおもしろいなあ。

昼食: 空港で査証延長待ちの間にアサイー(200mlで8R$、360円)を食べる。トッピングは砕いたピーナッツと蜂蜜にした。昼は空港近くのシュハスカリア「サウエブラーザ(Sal e Brasa)」でシュラスコ。昼から超満腹である。残念ながら、飲みものはペットボトルの水。

夕食: 会社帰りに、近所のポルキロレストラン「キングスキロ」で軽めの夕食。なにしろ昼たっぷりと食べたシュラスコで、それほどお腹がすいていないのである。ペットボトルの水(2R$、90円)も含めて、9.06R$(408円)。

フェイジョン風味のラーメン
青汁サラダとパンとともに
空港でアサイー
ますます影が短くなった
シュハスカリア「サウエブラーザ」
グランドピアノがある広い店内
塩浸け牛肉、豚のピッカーニャ
エビのニンニク油炒め
ピッカーニャ
クッピン(こぶの肉)
子羊のリブ
コラソン(鶏ハツ)
もう一度、ピッカーニャで〆
カフェジーニョ
ポルキロレストランで夕食

2014年9月25日木曜日

腸詰(リングイッサ)には、さつま芋が合う

社員食堂の朝食(腸詰&さつま芋)

 このところ、マカセイラ(キャッサバ芋)の登場頻度が多くなているこのブログですが、社員食堂ではそのマカセイラの他に、イニャーメ(山芋)やバタタ・ドッシー(さつま芋)が出されます。

 これらの芋かクスクスが、朝食の主食(ごはん代わり)なのです。

 バタタ(じゃが芋)は、昼のサラダの一部として出てきたり、煮込みの具材のひとつとして出てきたりすることがありますが、他の芋のように、それが主食として出てくることはありません。

 そして、さつま芋が出るときは、必ずリングイッサ(豚の腸詰)と一緒に出てくるんですね。

 塩がよく効いたリングイッサに、さつま芋の甘みがピシャリと合うのです。

 さつま芋を食べるときに、私はいつも皮ごと、丸ごといただいていますが、まわりのブラジル人たちを見ると、残している人がほとんどです。皮も一緒に食べたほうがおいしいと思うんだけどな。


朝食: リングイッサ(豚の腸詰)、さつま芋、チーズ入りパン、メロン、カフェオレ。

昼食: フランス風チキンフィレ、フェイジョン(黒豆)、アホス(ごはん)、スパゲティ、サラダ、パパイヤ、ジュース。サラダコーナーにニンジン(千切り)があるときは、ついついたくさん取ってしまう。お酢をかけて、シャクシャクといただくのがいいんだな。

夕食: 昨夜と同じく、Mさんからいただいた日本の袋菓子でビールを飲んだあと、マカセイラのみそ汁でワイン。今日はブラジル産の白ワインである。

社員食堂の昼食
日本の袋菓子でビール
マカセイラのみそ汁で白ワイン

2014年9月24日水曜日

煮たマカセイラ(キャッサバ芋)は選別が大事

社員食堂の朝食(左下がマカセイラ)

 社員食堂の朝食メニューがマカセイラ(キャッサバ芋)のときは、ブッフェ・レーンに長い行列ができる。

 ゆでたマカセイラは、煮汁ごと深めのバットで、ブッフェ・レーンに並べられている。

 このバットの中のマカセイラを、ほとんどの人が1個1個フォークで突き刺したりしながら、じっくりと選ぶので、ものすごく時間がかかるのである。

「どれでも似たようなもんじゃん」

 そんな思いから、私はいつも、目についたものをチャチャッと取るようにしていた。

 見た目はどれもこれも、それほどの違いはないのだ。

 ところが!

 今朝チャチャッと取ってきたマカセイラは、大きく外れましたねえ。

 中まで完全に火が通ってなくて、芋がコリッと硬いのです。こうなると全然おいしくない。

 マカセイラのいいところは、ねっとりとした食感と、ほのかに広がる甘み。

 そのねっとり感が、里イモほど強くなく、ジャガイモほど弱くなくてちょうどいい。

 甘みもサツマイモほど強くなく、ジャガイモほど弱くなくて、これまたちょうどいい。

 これが地元の人たちをして、「いくらでも食べられる」と言わせるほどのマカセイラの人気の理由なんだろうと思います。

 でも火が通ってないマカセイラは、火が通ってないジャガイモとほとんど同じ。食感も悪ければ、甘みもない。

 みんな、この状況を避けるために、いくつもの芋にフォークを突き刺しながら、火の通り具合を確認してたんだな。

 私も今度からはフォークを使って、じっくりと選ぶことにしよう!


朝食: 干し肉煮込み、マカセイラ(キャッサバ芋)、モルタデーラ入りパン、スイカ、カフェオレ。

昼食: 魚のグラタン、フェイジョン(茶豆)、アホス(ごはん)、スパゲティ、サラダ、メロン、ジュース。主菜は「喜びの魚(Peixe à delícia)」という名前の魚のグラタン。これが本当においしくて大喜びした。

夕食: 今週からうちのアパートに引っ越してきたIさんと、目の前の公園にある屋台、「シュハスキーニョ・バイアーノ」で一献。いつものようにビールとカルジーニョ(小さい煮込み)から始めて、ミックス(牛・鶏・腸詰)、コラソン(鶏ハツ)、マミーニャ(やわらかい牛肉)などをもらう。今日はカシャーサが売り切れていて、おかみさんにすすめられるままに、アウカトラン(Alcatrão、5R$、225円)というカクテルをもらう。アウカトランを直訳するとタールだけに、どろりとした黒い飲み物なんだけど、これが甘い! でも、塩味の焼肉とはよく合う。公園では、地元の若者たちの殴り合いのケンカや、おまわりさんの仲裁なんかもあったりして、いつもとはまた違う屋台酒が楽しめた。お勘定は二人で38R$(1,710円)。ひとり当たり19R$(855円)という安さだった。

社員食堂の昼食
屋台で、まずは煮込みとビール
初めて飲んだアウカトラン
マミーニャとコラソン

2014年9月23日火曜日

煮込みソーセージとクスクス


 煮込みソーセージとクスクスは、朝食の人気メニューのひとつ。

 切っていない丸ごとのソーセージが2本出されることが多いのですが、ときどき、ひと口大にカットしてから煮込んだソーセージが出されます。

 これはこれで、ソーセージの表面積が多い分だけ、より煮汁がしみ込んでいていいですよね。


朝食: 煮込みソーセージ、クスクス、チーズ入りパン、パパイヤ、カフェオレ。

昼食: 豚ロースの玉ネギ炒め、フェイジョン(黒豆)、アホス(ごはん)、スパゲティ、サラダ、スイカ、ジュース。社員食堂で豚肉が出るのは週に1回ほど。牛肉、鶏肉に比べると、登場する頻度がぐんと少ないのだ。

夕食: 出張で来られたMさんにお土産でもらった袋菓子で、地元のビール(ボエミア)を飲む。そしてマカセイラ(キャッサバ芋)のみそ汁でワインである。マカセイラがよりやわらかく煮込まれて、おいしくなった。

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
日本の袋菓子をつまみにビール
マカセイラのみそ汁でワイン