2014年9月3日水曜日

アセボラードは玉ネギがうまい

社員食堂の昼食

 今日の社員食堂の昼食。主菜は豚肉のアセボラード。

 食堂のおばちゃんが、その豚肉を数切れお皿にのせてくれながら、

「アセボラード?」

 と訊(き)いてきた。

 このおばちゃんこそ、煮込みソーセージなどが出るときに、「モーリョ?(煮汁をかける?)」と訊いてくれて、ツユだくにしてくれるおばちゃんなのだ。

 そのおばちゃんが訊いてくれるんだから、これはもらっておいたほうがいいだろう。

 そう思って「シン(はい)」と返事すると、豚肉の上に、炒めたタマネギをたっぷりとのせてくれた。

『えぇ~っ?! こんなにたくさんの玉ネギ、いらないんだけどなあ』

 と思いながら席につき、食べてみるとこれがおいしい。最後まで嬉しくいただいた。

 アセボラードという料理名の中の、セボラというのは玉ネギのこと。

 肉を焼いたあとのフライパンで、玉ネギを炒めて、焼き肉に添えるのがアセボラードという料理のようです。

 油にしみ出た肉のおいしさを、たっぷりと吸い込んだ玉ネギ。こんなにおいしかったんですねえ。

 今度から、主菜がアセボラードのときには、玉ネギもたくさんもらうことにしよう。


朝食: 鶏こま煮、クスクス、チーズ入りパン、メロン、カフェオレ。煮た鶏肉に、たっぷりのクスクスをまぶすようにしていただく。クスクスにしても、ファロッファ(芋の粉)にしても、アホス(ごはん)にしても、ブラジルの炭水化物料理は、パラパラ、パサパサしたものが多い。今日はメロンが小さかったからか、ひとり2切れずつ出してくれた。

昼食: 豚肉のアセボラード、フェイジョン・コン・アホス(煮豆かけごはん、今日は黒豆)、スパゲティ、サラダ、パパイヤ、ジュース。デザートのパパイヤは、いつも熟れすぎるほどに熟れていて、とても甘い。デザートの果物は、パパイヤ、スイカ、バナナ、メロンが出ることが多い。

夕食: 近所のポルキロレストラン「キングス・キロ」で、野菜スープ、目玉焼き、ベーコン、クスクス、パン、ミネラルウォーター。野菜スープにファロッファ(芋の粉)をかけたつもりだったのに、食べてみたら粉チーズだった。どうりで白いと思ったんだ。お勘定は7.68R$(346円)。

社員食堂の朝食
「キングス・キロ」の夕食

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