2015年3月10日火曜日

ポルトガル風レバー炒め

社員食堂の昼食

 社員食堂での昼食のとき、同じテーブルに座ったS木さんに、「それレバーだよ。知っててもらったの?」と聞かれた。

「はい、知ってます。レバー、好きなんです」

 と答えると、びっくりされた。

『好きは好きでいいんだけど、程(ほど)というもんがあるだろう!』

 そんな表情である。なにしろお皿の上にどっぷりと、てんこ盛りのレバーだもんねえ。

 写真では、お皿の4分の1ぐらいの領域にコンパクトに納まっているように見えるんだけれど、実はこの一角、深さ方向はほぼすべてレバーである。

 日本人の感覚だと、2~3人前はあろうかというレバーなのだ。

 でもブラジルでは、レバーを使った料理はめったに出ないので、こういうときにがんばって食いだめしておくのでした。


朝食: シャルキ・ア・ブレジェイラ(Charque à Brejeira)、クスクス(Cuscuz)、ムングザー(Munguzá、甘いコーンスープ)、ハムパン(Pão com Mortadela、ポン・コン・モルタデーラ)、パパイヤ(Mamão、マモン)、カフェオレ(Café com Leite)。シャルキ・ア・ブレジェイラは、塩漬け干し肉(シャルキ)を材料としたペルナンブーコ州(この州都がレシフェ)の名物料理。レシピを見ると干し肉をトマト、玉ネギ、ピーマン、ニンニクと一緒に炒めるとなっているんだけれど、社員食堂では野菜の姿はあまり見かけない。ほぼ肉である。

昼食: ポルトガル風レバー炒め(Iscas de Fígado à Portuguesa、イスカス・ジ・フィガード・ア・ポルツゲーサ)、黒豆煮(Feijão Preto、フェイジョン・プレート)、ライス(Arroz、アホース)、スパゲティ(Macarrão Espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(Salada)、メロン(Melão)、ぶどうジュース(Suco de Uva、スーコ・ジ・ウーバ)。

 アパートに帰ると、「まごころ通信」の荷物が到着していた。これが3個口の3個め。1月19日(月)に注文して以来、実に7週間。ほぼ2ヶ月を要した。これだけ時間がたってから荷物が届くと、自分が何を注文したのかすっかり忘れていて、箱を開けた時に、「あ。こんなのが入ってる!」と、まるで他人が送ってくれたものを見るような、ものすごく新鮮な喜びが感じられて、うれしい。

夕食: 千葉産落花生、うずら玉子とキュウリ入りのヴィナグレッチ(トマトと玉ネギのマリネ)、朝のハムパンをつまみに、ピトゥ(地元のカシャーサ)の青汁割り。〆に厚揚げとレタスの味噌汁。ピトゥの青汁割りがうまいなあ。最近、この飲み方が一番うまいんじゃないかと思ってきた。ブラジル・レモンを搾ったピトゥもおいしいんだけどね。レタスの味噌汁も、今日で終了。作ったばかりのころはレタスのシャキシャキ感がおいしくて、日がたつにつれ、今度は出汁のうまみがしみ込んだ、くたくたレタスがおいしくなる。とてもおもしろい味噌汁だ。厚揚げが入ってるから、腹持ちもいい。

社員食堂の朝食
「まごころ通信」第3便
アパートで夕食
レタスと厚揚げの味噌汁で〆

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