2015年9月18日金曜日

「ポンテイオ」で壮行会


 去年(2014年)の6月末に、私と一緒にブラジルにやってきて、私と同じ職場で働いていたN口さんが、ブラジルでの業務を終えて、今月末で帰国することになった。

 ずっと二人三脚でやってきたので、私としては寂しい限りなんだけど、N口さんには、日本でますます大活躍してもらわないといけない。

 そこで今夜は、シュハスカリア「ポンテイオ(Ponteio)」で壮行会を開くことにした。

 なぜ「ポンテイオ」にしたか。

 N口さんと私がブラジルに来てすぐに、先に赴任していた日本人社員たちが歓迎会を開いてくれた店が、ここ「ポンテイオ」だったからだ。

 この店で歓迎会をしてもらって、この店で壮行会をする。

 来た当時は、おっかなびっくりのシュハスカリア(=シュラスコ専門店のこと)だったけど、あれから1年3ヶ月。今では、すっかりくつろげる店の1軒だ。

 なにしろ飲み物やデザート以外は注文しなくていい。

 ブッフェに並ぶサラダや寿司、スープなどの料理はすべて取り放題。

 自分の好きなものを皿に取ってきて、ビールを飲み始めると、店員さんたちが焼きたてのシュラスコ(串焼き肉)をもって、店内を巡回する。


 自分の好きな肉が出てきたら、店員さんを呼びとめて、その焼き肉を切り分けてもらう。

 システムとしては、日本の回転寿司と似てるのかなあ。

 回転寿司がベルトコンベア式のレーン上を回っている代わりに、シュラスコを持った店員さんが、どんどん店内を回ってくる。

 自分の欲しいものがなかなか回ってこないときは、たとえば「ピッカーニャ(牛イチボ肉)が欲しい」と直接注文することができるのも、回転寿司に似ている。

 実は肉の焼き加減(ミディアムだとかレアだとか)も注文することができるそうだ。


朝食: 牛ひき肉煮(carne moída、カルニ・モイーダ)、クスクス(cuscuz)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、バナナ(banana)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。メニューではブラジル・ソーセージ炒め(linguiça acebolada、リングイッサ・アセボラーダ)とキャッサバ芋(macaxeira、マカシェイラ)が出る予定だったので楽しみにしていたんだけど、実際にブッフェレーンにいってみると両方ともなかった。牛ひき肉煮とクスクスも十分においしいんだけど、期待が大きかっただけに朝からがっかりだ。

昼食: コジード(cozido)、ピラォン(pirão)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、スイカ(melancia、メランシア)、ウンブー・ジュース(suco de umbu、スーコ・ジ・ウンブー)。コジートは、シチューのような煮込み料理。牛肉やら、ブラジル・ソーセージ(リングイッサ)やらがたくさん入っている。

夕食: I籐さん、K籐さん、I泉さん、Y野さん、N口さん、そして私の6人で、シュハスカリア「ポンテイオ(Ponteio)」。シュラスコ食べ放題(ブッフェも含み、時間制限なし)は、週末(金土)価格で、ひとり39.90R$(1,220円)。これに生ビール(8.60R$、263円)、ワインを2本(1本めが79.90R$、2,445円、2本めが61.90R$、1,894円)、さらにはいつのもカイピリーニャ(10.50R$、321円)を飲む飲む飲む。たっぷり3時間半ほど楽しんで、今日のお勘定は6人で723.03R$(サービス料10%込み、22,124円)、ひとり当たり120.51R$(3,687円)だった。(本日のレート:30.60円/R$)

社員食堂の朝食
牛ひき肉煮
社員食堂の昼食
コジード
シュハスカリア「ポンテイオ」
ブッフェの料理は取り放題
座るとまずお通しが出る
生ビールで乾杯
お寿司はもはやブラジルの国民食
野菜類もずらりと並ぶ
肉メインなので野菜はちょっと
さあ、肉だ肉だ肉だ!
ピッカーニャ(牛イチボ肉)
肉はどんどん回ってくる
好きなものを、好きな量でもらう
クッピン(背中のコブ)
ビールの次は赤ワイン
そしてやっぱりカイピリーニャ
同じ職場の3人
デザートは別料金

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