2015年9月8日火曜日

あばずれ女の干し肉?!


 三連休明けの朝食が、大好物の「牛干し肉煮込み」でテンションが上がったものの、こういうときに限って、主菜担当のおねえさんが、ついでくれる量が少ない。

 うれしような、悲しいような。

 この牛干し肉煮込み、ポルトガル語ではシャルキ・ア・ブレジェイラ(charque à brejeira)という。

 シャルキ(charque)というのが「干し肉」のことで、英語にするとジャーキー(jerky)、つまりビーフ・ジャーキーのことだ。

 ブレジェイラ(brejeira)は、ブレジェイロ(brejeiro)の女性形。ブレジェイロが「やくざもの」とか「よたもの」のことなので、その女性形。「あばずれ」とでもいったところだろうか。

 つまり「シャルキ・ア・ブレジェイラ」は、そのまま訳すと、「あばずれ女の干し肉」という感じなのかな。

 これでは何のことやらちっともわからないので、このブログでは「牛干し肉煮込み」と書いています。


朝食: 牛干し肉煮込み(charque à brejeira、シャルキ・ア・ブレジェイラ)、クスクス(cuscuz)、サツマイモ(batata doce、バタタ・ドーシ)、ハムパン(pão com mortadela、パン・コン・モルタデーラ)、みかん(tangerina、タンジェリーナ)、カフェオレ(café com leite、カフェ・コン・レイチ)。デザートはみかん(マンダリン)。柑橘(かんきつ)系のデザート(オレンジなど)が出るときは、皮ごとナイフで切らないといけないほど硬い場合が多いのだが、今日のみかんは、皮が軟らかくて手でむける。実(み)も甘いのお!

昼食: ポルトガル風牛レバ炒め(iscas de fígado à portuguesa、イスカス・ジ・フランゴ・ア・ポルツゲーザ)、茶豆煮(feijão mulatinho、フェイジョン・ムラチーニョ)、ライス(arroz、アホース)、スパゲティ(macarrão espaguete、マカホン・エスパゲッチ)、サラダ(salada)、メロン(melão)、ぶどうジュース(suco de uva、スーコ・ジ・ウーヴァ)。今日の主菜は牛レバ炒めか、チキンオーブン(frango ao forno、フランゴ・アオ・フォルノ)。いつものように牛レバを選択したら、今日もやっぱり山のようについでくれた。

夕食: 渋滞なしに午後7時ごろ帰宅。まずシャワーを浴びて、鍋ごと冷蔵保存している味噌汁を温めながら、前菜としてヨーグルトを食べる。「しまった! こっちのヨーグルトは甘いんだった」と、食べ始めてから気づいたが後の祭り。今度からはデザートとして食べることにしよう。大根と太ネギの具だくさん味噌汁には、卵も投入。その卵入りの味噌汁をつまみに、カシャーサ「ピトゥ(Pitú)」の青汁割りである。味噌汁に続いては、ハムパンがつまみだ。モルタデーラの塩辛さが、カシャーサの甘みとよく合うのだ。食後にはニッカウヰスキーの「余市10年」で〆。

社員食堂の朝食
社員食堂の昼食
ヨーグルト(6個)
ピトゥ青汁割りで玉子入り味噌汁
ハムパン(モルタデーラ)
余市10年

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