2015年11月29日日曜日

ステーキの食べ納め


 レシフェ(ブラジル)最後の夜を締めくくるのは、ステーキハウス「ターパ・ジ・クアドリウ(Tapa de Cuadril)」だ。

 今日は11月末をもって、一緒に日本に帰るS木さん、その通訳のDニエリさん、そして私の職場で通訳を務めてくれたWリアンさんと4人で、この店にやってきた。

 通訳のお二人には、荷物の片付けを終えて、残った日本食材や品物などをもらってもらうために、我われのアパートまで来てもらって、そのまま、これまでの通訳のお礼も兼ねて、この店にやってきたのである。

 我われが知る限り、うちの街では、この店が一番リーズナブルで美味しい。

 なのでS木さんとは、前々から「最後の夜はターパで!」という話をしていたのだった。


 今日の私の注文は「ブラックアンガス牛のボトムサーロイン・ステーキ(steak do vario angus black、ステーキ・ド・ヴァリオ・アンガス・ブラッキ、350g、69.00R$、2,203円)」のミディアム(ao ponto、アオ・ポント)。

 ボトムサーロインというのは、トライアングルバットあるいはトライティップ(Tri-Tip)と呼ばれる「三角状の筋肉」の部位だそうで、赤身だけなんだけど、やわらかい。

 はじめて食べたけど、これはうまいぞっ!


 S木さんは「Tボーン・ステーキ(T-bone steak、550g、75.00R$、2,395円)」のウェルダン(bem passado、ベン・パッサード)。

 T字型の骨をはさんで、片側がサーロイン、もう一方がフィレミニョン。550gなので、ボリュームもたっぷりだ。


 Dニエリさんは、私と同じく「ブラックアンガス牛のボトムサーロイン・ステーキ」のミディアム。

「食べられなかったら、だれか食べてくださいね」

 と言いながら、350gのフルサイズを注文したが、結果的にはスルッと完食できていた。

 それくらい、ここのステーキは食べやすいのだ。


 そしてWリアンさんは、S木さんと同じく「Tボーン・ステーキ」だけど、焼き加減はミディアム。

 ちなみに上の写真で、骨の上側の小さい部分がフィレミニョン、下側の大きい部分がサーロインだ。


 チリ産の赤ワインもいただいて、最後は前回もいただいた『フランベして出してくれるデザート』、「ターパ・ジ・クアドリウ風ベルギーワッフル(waffle belga a tapa de cuadril、ワッフリ・ベウガ・ア・ターパ・ジ・クアドリウ、22.90R$、731円)を1人前だけもらって4人で分け、コーヒー(cafe expresso、5.90R$、188円)をもらって〆。

 お勘定(サービス料10%込み)は4人で547.08R$(17,470円)、ひとり当たり136.77R$(4,367円)だった。

 今夜もまた、大満足、大満腹だ。

帰宅してS木さんの部屋(23階)から見える海岸


朝食: どん兵衛天ぷらそば」に、電子レンジでちょっと温めた卵を落として、天玉そば。


昼食: 日曜日の昼食は、若鶏炭火焼きの店、「ガレート・ペキン(Galeto Pekin)」だ。明日、日本に帰国するという今日であっても、それは変わらない。今日は同じアパートに住むI重さんと二人でやって来て、大瓶ビール(銘柄は「ボヘミア(Bohemia)」、9.00R$、287円)を2本(ひとり1本ずつ)に、手羽焼き(asa、アザー、1.20R$、38円)を8本(ひとり4本ずつ)からスタート。続いては生ソーセージ(linguiça、リングイッサ、5.00R$、160円)を、鶏(frango、フランゴ)1本と、豚(porco、ポルコ)1本の合計2本を注文して、カシャーサ「ピトゥ(Pitú)」(2.00R$、64円)のブラジルレモン割りを1杯ずつもらう。この「ピトゥ」、1リットル瓶が6.90R$(220円)と、下手(へた)をすると、ミネラルウォーターよりも安いぐらいのお酒なのに美味しいのだ。日本に帰ると、この酒は手に入らないなあ。ブラジルレモンもないし……。1時間半ほど楽しんで、お勘定は二人で41.60R$(1,328円)、ひとり当たり20.80R$(664円)。この店にも、たくさんお世話になりました。ありがとう!

夕食: ステーキハウス「ターパ・ジ・クアドリウ(Tapa de Cuadril)」で、ステーキの食べ納め。その後、Dニエリさん、Wリアンさんに残った食材や衣類などを持ち帰ってもらう。衣類などは、Dニエリさんから教会を経由して、貧困層の方々に渡してくれるのだそうだ。少しでもお役に立てばなによりです。よろしくお願いします。

朝は、どん兵衛「天ぷらそば」
卵を落として天玉そば
昼は「ガレート・ペキン」の手羽焼き
そして生ソーセージ
豚(手前)を1本、鶏を1本
「ピトゥ」のレモン割り
同じ職場のTアゴさんからのお土産
アパートのクリスマス飾り
夜は「ターパ・ジ・クアドリウ」
チリ産の赤ワインももらう
ステーキに副菜やごはんも添えて
アパートから見えるレシフェ中心街

0 件のコメント:

コメントを投稿