2015年11月1日日曜日

チュフライは、ボリビアの酎ハイ


 チュフライ(chuflay)は、ボリビアのどこの居酒屋でも提供される、ボリビアの定番のお酒。

 我われが宿泊している「塩のホテル」のレストランにも、そのチュフライはあった。


 チュフライは、シンガニ(singani)という、ブドウから造られた蒸留酒を、スプライトなどの炭酸飲料で割ったもの。

 日本の酎ハイのようなものなんだけど、もとのシンガニのアルコール度数が40度ぐらいあるので、できあがったチュフライも、けっこう度数の高い飲み物になる。


 今日の夕食は午後7時半から。

 塩のホテルは、ウユニ塩湖のほとりにポツンと建っていて、まわりには何もないので、宿泊客は全員、このホテル内のレストランで食事をとることになる。

 昼間は半そでで十分なぐらい暑かったのに、陽が落ちると、ガクンと気温が下がり、上着がないと寒いくらいになってきた。


 食事はブッフェに並んでいるもののうち、好きなものを好きなだけ取ってくる仕組みだ。

 いろんな国からの観光客がいる(このホテルには観光客しかいない)ので、ブッフェスタイルが一番いいのかもしれないなあ。


 メインディッシュ(主菜)のところには料理人がいて、その場で料理を作ってくれる。

 時間がかかるものについては、注文だけしておけば、あとで席まで持ってきてくれる。


 まずはガーリックトーストを浮かべたコーンスープからスタートする。

 コーンを使った料理は、毎日、毎食、必ず登場する。


 ビールに続いては、赤ワインを1本もらう。

 ここウユニも含めて、アンデスの人たちは、我われ日本人と外見が似ている人が多くて、なんだか安心できる。


 そして今日も、主菜にはリャマ(ラマ)の肉をいただく。

 写真左下は、エビのガーリック炒めである。

 ボリビアは内陸国なんだけど、チリの太平洋岸まで道路や鉄道が通っているので、海産物はそこから仕入れてくることができるらしい。


 そしてガーリックトーストをつまみながら、冒頭でご紹介したチュフライをちびりちびり。


 ボリビアは料理が全般的に薄味で、我われ日本人の好みによく合う。最後のデザートも、甘すぎることなく、とても美味しくいただいた。

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